【野々市ブランド】認定番号第7号「iPOUND アイパウンド」(菓子工房エクラタン)を食べてみた!

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自分が住んでいる「野々市市」では、2019年に「野々市ブランド認定制度」を策定し、今までに5つのブランドが誕生したんですが、先週の木曜日、新しい野々市ブランドが2点認定されましたー。
その1点が粟田にある「菓子工房エクラタン」の「iPOUND アイパウンド」。おっと聞いたことがない人もいるかと思うので、ちょいっと食レポしてみました~(^ω^)

このブログは、カレーを食べ歩いて今年で24年! 野々市生まれ野々市育ちのいしかわ観光特使で自称「いしかわカレー大使」が、いろいろ勉強して「ののいち博士」を目指している日記ブログです。目指せ!野々市公認!
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野々市ブランド認定制度とは?


その前に、そもそも「野々市ブランド認定制度」とは何ぞや!ってことですよねー。ま~その名の通り、野々市のブランドを認定していこうってことなんですが、正式には
地域内の特色ある産品のうち、特に優れたものを野々市ブランドとして、市が認定します。市と認定事業者が協力して認定品の魅力を発信し、販売を促進することにより、市及び認定品の知名度やイメージの向上、地域産業の活性化を目指します。
とのことです。で、認定されると3年は継続できて、奨励金10万円の交付など、いろいろあるんだそうなー。毎年募集、審査があって、書類審査、プレゼンテーション審査などなど、通って認定されるそうです。
野々市市ホームページ「野々市ブランド認定制度」
ってなわけで!

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「iPOUND アイパウンド」 1個300円(税込)

こちらが、第7号に認定された「iPOUND アイパウンド」っす丸いパウンドケーキで、正式な説明は「石川を代表する食材と国産フレッシュバターを使い、無添加で焼き上げた、こだわりのパウンドケーキ」だそうです。
iパウンドの「i」は、県内の食材をたっぷり使っているのでIshikawaの「i」、また、愛するの「i」なんだそうな~(^ω^)
で「パウンド」は「パウンドケーキ」なんだけど、本来は違うそうですよ!
「パウンドケーキ」って言うのはちゃんとした配合があるそうで、それとは実は違っているんです。じゃあ、なんでパウンドケーキ?ってなりますよね。これにも理由があって、実はフランスのアーモンドたっぷり使った「パン・ド・ジェーヌ」という洋菓子の生地の配合なんだそうで、イタリアの「ジェノバのパン」という意味なんだそうです。余談ですが、皇帝ナポレオンがイタリアに侵攻した時に敵に包囲された際にできた洋菓子なんだそうで、何の話?って思うかもしれませんが、そのお菓子がとても美味しいので、「iPOUND アイパウンド」生地に採用したんだそうです。
なんで、本来の「パウンド」の意味は「パン・ド・ジェーヌ」から来てるそうなんですが、あまり知られていないので、お客様に分かりやすい表現として便宜上「パウンドケーキ」としているそうですよー。

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そして、中には 「兼六芋」「能登大納言」「赤皮甘栗かぼちゃ」「能登塩」など石川県の食材にこだわっており、特に野々市ブランド認定の決め手のなったのが幻のサツマイモと言われる「兼六芋」です。
実は発売当初は「五郎島金時」だったんですが、2013年頃から野々市にある「石川県立大学」が、戦前に石川県の野々市付近で誕生して一度なくなったといわれる幻のオレンジ色のさつまいも「兼六芋」を復活させようとプロジェクトを開始して、そして復活した「兼六芋」を使っているんだそうですよ!
さらに詳しくですが「兼六芋」は栽培が難しいそうで、一旦はほぼ絶滅したんだそうですが、石川県立大学の坂本知昭准教授が農業試験場に残っていた種芋をもらいに行って、試行錯誤の末に復活したんだそうです。また「兼六芋」は、近年の焼き芋ブームとなった種子島の「安納いも」と同品種であり、実は石川県から種子島に持ち込まれたことが研究でわかったんだそうな! ほえー!
五郎島金時とは芋の種類が全く違ってて、βカロチンがものすごく多いので粘着で甘みが強くてオレンジ色なんだそうで、めちゃくちゃオレンジ色なのはニンジンの甘さに近いんだそうですよ。そして野々市市としても「兼六芋」をJAや農家さんとかけあって、野々市産を徐々に増やしているんだそうで、その兼六芋を使ったのが「iPOUND アイパウンド」なんです!
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って説明ばかり書いててももしょうがないので、ザックリ切ってみました(^ω^) 中はこんな層になっておりますー。黄色の部分が「兼六芋」、赤いものが混ざっているのが「赤皮甘栗かぼちゃ」、小豆は「能登大納言」ですね。ってそれだけか! 食レポ下手か(^ω^) つーわけで、実食!

しっとり、うんまい!


それだけか!って思われるんですが、マジで一つ一つの素材の味がしっかりしていて、さらにまとまっていて、マジで「うんまい」としか言いようがないんですよー。食べてみればわかります! 高級なケーキを手に取って食べている感じっす。

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さらに自分にはいいなーって思っていたのが、「野々市のお土産」としてちょい軽めに渡すのに、いつも迷うんですよねー。やっぱり洋菓子ってのがいいんですが、さらに個別包装にもなっているし、賞味期限も2週間以上あるんで、渡しやすい。1個300円なので、10個3,000円とか箱代入れてももうちょっとっていい感じな金額じゃないですかー。
さらにそこに「野々市ブランド」って書いてあったら本当お土産として使いやすいっす!

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外観取り忘れたので、かなり前の外観ですが、だいたい同じでしょう(^ω^) もう一つ認定されたブランドは、野々市市民にはおなじみ「最中 勧進帳(ふがく堂)」と和菓子なので、組み合わせとかあってもいいですね。
とりあえずは、認定された「iPOUND アイパウンド」がどんな感じになって行くのか期待大です!

菓子工房エクラタン
石川県野々市市粟田6丁目494番地
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日、水曜日 駐車場:5台
※最新の情報はホームページでご確認ください。 
https://www.eclatant.biz/



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今日の一言「そのうち、エヌパウンドも作ってほしい!」

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