幻の紫インゲン豆『いけなら紫』商品完成セレモニーに行ってきた!(石川県かほく市)

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いしかわ観光特使で自称カレー特使のナマステです。
ちょっとカレーとは違いますが「いしかわ観光特使」みたいなこともちゃんとやっています(´∀`) 平成18年に石川県が「地域に埋もれている特産農産物調査」を行ったのですが、その時に津幡町の池ケ原集落に昔からとても綺麗な紫色のインゲン豆があるということで特産化を目指すべく、JA石川かほくと集落の女性達で、2株(80粒)から3年をかけて普及できる量にし、さらに振興プロジェクトを立ち上げ、さらに3年をかけて加工品の商品化に成功したんだそうです。6年ってスゴイですね! その商品完成セレモニーにお呼ばれしたので、気楽に行ってきました(´∀`)・・・が!
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やってきましたのは、津幡町にある文化会館シグナス。国道8号線から見えるアルプラザ津幡のすぐ近くですね。ちょっと前にこの辺に「カレー」のノボリが立っているって聞いて、すげー何往復もしたけど、見つからなかったので、少々詳しくなっちゃいました( ̄ー ̄) まー、シグナスに入るのは初めてですが…なんと、県庁の方から「子供達が~」「試食会が~」みたいな話だったので、本当、和気あいあいな試食会だと思って気軽すぎる気持ちで行ったんですが。あれ? エレベーターに乗ったらスーツの人やテレビカメラにHAB北陸朝日放送の森重有里彩アナ!? 行くところ同じ・・・じゃないよね( ̄□ ̄;)

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って、同じぢゃん( ̄□ ̄;)! 試食会じゃなくて、商品完成セレモニーぢゃん! セレモニーってなんかスゴイ響きぢゃん! って、きちっと正装の受付があるぢゃん( ̄□ ̄;) ガーン! 本当気楽に来てしまった。しかも、仕事空いて行けたら行くかもー!って簡単に返事してしまったので、リストに名前がなくて。ヤバイ!って思ったら、カレーに合うお米「華麗米」で打ち合わせしたJA石川かほくの方がいらっしゃって、よかったー! ちゃんと話はいってたみたいで報道関係者として案内されました(´ε`)


ガーン! すげーじゃん、司会までいるぢゃん! スーツの方ばかりぢゃん! そんな感じで来てなかったので、しばらく頭の中で整理がつかなくって深呼吸! なんとか開会までに落ち着きました(´∀`) 「華麗米」でお会いしたJA石川かほくの種本専務の開会でご挨拶。

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じゃーん! こちらが幻の紫インゲン豆『いけなら紫』。別名「紫紺の宝」。うわっ、まぶしいですね! 光ってますね! ちょっとライトが強いのですが、もうちょっと紺色です。
つーか『いけなら紫』ってなんやねん!ってまず思いますね( ̄ー ̄) 紫インゲン豆の生産拡大を進めるために平成22年に呼び名をつけることにし、「池ケ原集落」は「いけなら」との俗称で呼ばれていたので「いけならで獲れた紫インゲン豆」ということで、『いけなら紫』となったようです。
その昔は津幡の山間地域では、自家用に紫色のインゲン豆が食べられていたようで、その来歴は諸説あるので今はまだ分かっていないそうですが、少なくとも50年以上前にはあったんだそうですよー。

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その『いけなら紫』がさきほど書いた通り、80粒から6年以上かけて、ようやく加工品ができるまでになりました。とはいえ、まだ年間500kgと希少なので、生豆で提供できるにはもうしばらくかかりそうですが、それでも、全然知らない前から皆さんがこうやって頑張ってきたと思うだけで、スゴイですよねー。加工品は「甘納豆」「細うどん」「チョコサンド」の3種がお披露目されました。そして、セレモニーでは生産者の制作話を聞くことができましたよ。

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その後、セレモニー中に別階で子供たちが『いけなら紫』を使った「おこわづくりの体験」をしており試食会です。
もともと、「おこわ」として食べていたそうで、なんで「おこわ」がやっぱり一番合って美味しいんだそうですよー。というわけで! イタダキマース!

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確かにうんまいわ(´∀`)! 「おこわ」自体そんな食べる機会も最近なく赤飯とかも結構苦手なんですが、噛んだ時の食感とかいいですね! 豆自体は甘く味付けしてあるので、生豆の味が確かめれないのは残念ですが、加工品の生産者など食べられた方の感想は皆「とてもうまい」だったので、味付けしてなくても美味しいであろう感は十分わかりますよー!

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もう一つの試食は、加工品の一つである「細うどん」。いけなら紫の豆粉を使ってあるんだそうです。あまり入れ過ぎるとボソボソになるらしく、できる限り可能な分入れてあるそうです。もちっと食べやすい細って書いてありますが、感じさせない食感ですね。

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『いけなら紫』の最大の課題点は生産量ですが、問題点としてはせっかくの紫色なんですが、熱を入れるとなくなってしまう所ですね。加工品は特に紫色を出さなきゃならないので、難しいですね! 生産量が増えれば、カレーとかも考えられそうですが、やっぱりその見た目の特徴を出すという点もネックになってきますね!

ということで、加工品の紹介!

いけなら紫 甘納豆 550円
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これは絶対合いますよねー、甘納豆! 津幡町の「小泉菓子舗」さんが商品開発されたんだそうで、結構前から試験販売してたんだそうです。もう豆というより栗に近い甘さで、元々豆商品なので、全く違ったものよりかは作りやすいとは思うのですが、やっぱり気になったのは加工するとなくなってしまう色なんだそうで、どうしても色を出したくって、古代米を少し入れているんだそうですよー。


いけなら紫 細うどん 330円
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試食会にも出ていた細うどんは、富山県小矢部市にある「沼田製粉」さんが商品開発されました。大門素麺なども作っている製粉・製麺会社ですね。さきほど試食に書いた通りですが、やっぱり色を出すのが一番苦労されたらしく、ボソボソと色との限界まで何度も繰り返してようやく完成したんだそうです。パスタやサラダなどにも合うんだそうですよ~。それ以前に安いっすね( ̄ー ̄)!

いけなら紫 チョコサンド 800円
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こちらはお土産に最適のチョコサンド。愛知県の「桃の館」という有名なお菓子会社が製造したんだそうです。セレモニーに都合で来れなくなったって言う話だったので、なんでだろ?って思ったら、愛知県だったんですね! 実は今食べながら書いていますが、ウェハースとクリームのサンドなんですが、クリームの色が紫色でしたよー。個人的に一番いいのは16本入っている所! 職場など個人に渡す訳ではない時に意外と数が少ないお土産が多くって、16本も入って個別包装、しかも「幻」ときたもんだ! 絶対お土産には最適でしょうね( ̄ー ̄)! あっ、1人で仕事してるんだった( ̄□ ̄;)!

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っというわけで、最初どうなることかと思ったセレモニーも楽しく終了いたしました(´∀`) 司会の女性がカワイーなーってことで、同じ「いしかわ観光特使」で有名で尊敬してるフードコーディネーター「つぐまたかこ」さんをなんとダシに使い( ̄ー ̄)、ウソデス!、司会の女性とパシャリ! なんと、司会業の方ではなくてJA全農いしかわの広報課の「坂本桐子」さんでした! 普通にスムーズに司会やっててビックリ! って思ったら、テレビ金沢の情報番組「となりのテレ金ちゃん」で「きりちゃん収穫日記」ってコーナーやってるんだそうです! って、確かに見たことあるわー! そりゃ、納得やわー! っていうか、自分のことも知っててビックリ! ありがとーです(ToT)/!

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ってなわけで、幻の紫インゲン豆『いけなら紫』。加工品3種は9月から本格販売が決定しており、JA石川かほくの直売所ほか、販売所を広げていくそうですよ。まだまだ、加工品も幻なので見つけたら即買いしても損はないですよー。やっとここまで来たので、来年、再来年と生産量も増えていくので、いつか「いけなら紫カレー」という豆カレーができて、「華麗米」と一緒に食べれたら、こんなに嬉しいことはないですね! こうやって県内の美味しい特産品がもっともっと復活していけば嬉しいです(´∀`)

『いけなら紫』に関するお問合せ等は「JA石川かほく」までどうぞ。
JA石川かほくのホームページ

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今日の一言「写真に何故かおエライ方が一緒に写ってました(´∀`)」

※掲載している方にはちゃんと掲載許可をいただいております。基本的に勝手に撮影・掲載するようなことはいたしておりません。
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